がんばらにゃ2012年4月号
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3各団体の活動紹介や、体験企画などで賑わい、たくさんの方々が交流することができました。がんばらにゃに関するご意見、ご感想などをお聞かせください…… ganbaranya@fukuicoop.or.jp 移動店舗「ハーツ便」は、中山間地を中心に人口の少ない地域から開始しました。利益を追求する企業なら、人口密度の高い地域(利用者が多い地域)から開始して利益を出すのが普通ですが、「ハーツ便」は、買物に困っている地域の組合員に、買物の機会を増やし、くらしをもっとよくしてもらいたいという願いから、このような地域を中心に開始したのです。高齢者を中心に、「自分で買物ができてうれしい」「ハーツ便で近所のみなさんに会えるのを毎週楽しみにしています」と喜ばれています。県民せいきょうの取り組み 地域の福祉団体やNPO団体のみなさんと一緒にふれあい祭りを開催しています。同じ地域に住む人同士、障がい者も健常者も、子どもから高齢者まで、そして家族も、ひとつの会場で触れ合い楽しむことで、お互いの理解を深める場となっています。何ヶ月も前から地域のみなさんと手を取り合ってつくりあげた福井・敦賀、それぞれの祭りでは、多くの方々にご来場いただき、楽しい時間を過ごしていただくことができました。 今年の国際協同組合年を通して、生協を伝えるだけでなく、生協に加入、利用、参加していただき、より多くの方に協同組合のよさを共感していただき、さらに地域の中でのお役立ちを進めていきたいと考えています。地域団体との連携 ふれあい祭り東日本大震災復興支援の取り組みハーツ便(買物弱者支援の取り組み)被災地のみなさま、心よりお見舞い申し上げます。私もハーツや職場を通じ、心ばかりですが、義援金をさせていただきました。先は長そうですが、みんなで力を合わせ頑張って生きていきましょう。     (南越前町 ATSUKO.Kさん)わが家の冬の定番、美味しい「岩手あい鴨鍋セット」を食べて、岩手のあい鴨農家を応援できたらうれしいです。今年はいっぱい注文したいです。     (福井市 清水さん) 生協では、震災翌日から義援金と支援物資の受付を始め、組合員のみなさんからたくさんの善意をお預かりしました。震災3日後には福井県を通じて、また5日後には直接岩手県へ支援物資を届けることができました。毎日届けられる支援物資に、組合員の結集の力を強く感じました。また、「私に何かできることはありませんか」とお問い合わせもたくさんいただきました。被災地の商品を取り寄せた東日本応援企画を共同購入やハーツで実施し、東北の取引先を応援する取り組みにも力を注ぎました。

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