がんばらにゃ2013年7月号
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2013.7月号2 1960年代、日本の高度経済成長とともに、食品の大量生産が始まり、様々な食品添加物が使われるようになりました。当時は行政として食品添加物を評価したり、規制したりする仕組みが整備されておらず、使用されている食品添加物が安全性上の理由から突然取り消されることもありました。そこで生協では不安を感じた組合員のみなさんとともに自主基準を作成し、食品添加物を減らしたたくさんのコープ商品を作ってきました。さらに、組合員のみなさんとともに日本の食品安全行政を整備するための署名活動などに取り組み、2003年には食品安全基本法ができ、食品安全委員会が設置され、食品添加物の評価方法が情報公開されるなど国の食品安全行政が前進しました。 今回、これまでの到達点を踏まえて、最新の科学的知見に基づいて過去の食品添加物評価を見直し、食品添加物基準の再整理を行いました。 県民せいきょうの商品取り扱いの基本的な考え方は、組合員のみなさんに対し「安全・安心で品質の良い商品をお届けすること」です。その中心に生協のPB(プライベートブランド)商品であるコープ商品があります。商品を取り扱う際には一般商品も含め、商品の設計書である仕様書を確認し、県民せいきょうの食品添加物基準に合った商品のみを取り扱っています。食品添加物の取り扱いについてはこれからも『「不必要な添加物や有害な添加物を使用しない」を基本に、使用する場合でも「安全性」「必要性」「有用性」を十分に考慮し、必要最小限の使用にとどめる』という考え方を大切にし、商品の取り扱いを行っていきます。食品添加物の基準改定について ~これまでも これからも 食卓の笑顔のために~県民せいきょうの「食品添加物基準」を変更します2013年10月より運用開始宅配サービスたんぽぽ便・ハーツ共通最新の科学的知見による見直しの結果、「安全性を量的に判断できる科学的根拠がない物質」および「遺伝毒性発ガン物質と考えられる品目」です。県民せいきょうで取り扱う商品には使用しません。コープ商品・県民せいきょうハーツオリジナル商品には使用しないことを基本に、代替のない原料・商品に限り使用を行います(左ページQ&A3参照)。県民せいきょうで取り扱う商品には使用しません。※医薬品・医薬部外品は除きま す。また、市場流通品で日常的 に使用頻度が低く、代替が困難 な商品は除きます。商品企画時に仕様書を確認し、使用状況が明確で使用用途や量に問題がない場合には商品の取り扱いを行います。最新の科学的知見による見直しの結果、「安全性を量的に判断できる科学的根拠はあるが、懸念すべき問題がある物質」です。【新たな食品添加物基準と商品の取り扱いの考え方】 区 分考え方考え方一般商品一般商品使用制限添加物42品使用制限添加物42品不使用添加物12品不使用添加物12品(※1) ……生協開発コープ商品生協開発コープ商品(※1)(※1)日本生協連・コープ北陸・コープこうべが開発したコープ商品や、県民せいきょうが開発したハーツオリジナル商品。こちらのマークが目印です。
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