がんばらにゃ2014年6月号
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くらしの安心を考えるVol.66月21日開催の『くらしの見直し講演会』で講師にお迎えする横山光昭氏に、家計管理のポイントについて教えていただきました。2014.6月号4PROFILEお金の使い方そのものを改善する独自の家計再生プログラムで、これまで7,000人以上の赤字家計を再生。書籍・雑誌への執筆、講演も多数。著書は累計55万部を超える『年収200万円からの貯金生活宣言』シリーズを代表作とし、著作は累計84万部となる。家計管理とお財布で、増える支出とうまく付き合おう増税になり支出が増え、やりくりが難しいと言われます。しかも教育費や老後の生活費などの必要経費は増える一方。ですが、家計の管理方法やお財布管理の方法を変えて「ムダ支出」を減らすことができれば、この支出が増える一方の時代でも貯蓄できるやりくりができるようになります。 これからの時代に対応できる家計を作るには、支出を絞ることが必要になります。でも、闇雲に絞っても長続きはしないし、無理な節約をすると生きている楽しみが無くなってしまいそう。かといって、魔法のような節約術もあり得ない。ですから、支出の内容をぐっと濃くして、不自由のない生活をしながらの節約、別の言い方をするとお金を効果的に使う方法を身につけることが、今後豊かにくらしていくために必要だと言えます。 〝支出の内容を濃くする〞とは、「支出の意味」を考えるということと通じます。この意味というのは、私が推奨する家計管理方法のポイントで、簡単に言うと「『消費・浪費・投資』という3つのモノサシで支出を考える」ということです。この3つのモノサシの意味を簡単にお話しすると、「消費」は食費、水道光熱費などの生活に必要な物への支出、「浪費」は必要ではないものへの支出、「投資」は将来の自分・家族へのスキルアップや将来の収入につながる貯金などの投資です。例えば、野菜をまとめ買いした場合、きちんと食べられた分は「消費」、腐らせて無駄にしてしまったものは「浪費」となります。ご自分のお金の使い方にこの考え方を合わせていくのですが、どのように解釈するかで、うまくいくか失敗するかに分かれます。その考え方のコツを、今回の講演会でお伝えしたいと思っています。           また、その考え方を習得した後に実践可能で、ずぼらな家計管理でもやりくりに失敗しない、お金が貯まる財布術も身につけてほしいと思います。お財布は、いろいろな役割(用途)を兼ねてしまっているご家庭が多いと思います。でも、きちんと役割を分け、個人のお金、生活のお金を区分けし、予算管理するとうまくいきやすいものです。「こうしなくてはダメ!」ときついルールを作るより、お金の使い方、存在の仕方に意味を持たせ、そこだけを忠実に守る管理を身に着けると、〝ゆる〜く、しっかり〞な貯まる家計管理が実現できます。    家計再生コンサルタントファイナンシャルプランナー株式会社マイエフピー 代表横山 光昭 氏支出が増えても大丈夫!3つのモノサシでみる家計と財布管理術時は増税。社会保障費も毎年少しずつ負担が増える。私たちの収入は変わらなくても、生活費は少しずつ目減りすることが確実です。家計管理方法を身に付け、強い家計を作りましょう。ユー・アイふくい 3F映像ホール(福井市下六条14-1)横山 光昭氏家計再生コンサルタントファイナンシャルプランナー15ページコールセンターまで6/21(土) 13:30~15:30無料130人(先着順)時定¥申託児あり10日前までに要予約お子さまお1人につき300円※先着順よこやま みつあき講よこやま みつあき所消費浪費投資くらしの見直し講演会LPAの会

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