がんばらにゃ2014年8月号

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通信認知症ミニ講座③中核症状 見当識障害について中核症状 見当識障害について第1回理事会だより2014年 6月26日①5月度事業・活動・経営報告　5月度は、事業高が16億8千2百万円（計画比101．0％）、経常剰余金は2千5百万円（計画比182．6％）となりました。　5月14日から20日にかけて、5会場で春の地区総代会議を開催しました。また、24日には小浜市遠敷でハーツわかさの地鎮祭が執り行われました。　さらに、26日に高浜町及びおおい町と、29日に美浜町と災害時の物資協力協定を締結しました。②第1四半期まとめと第2四半期方針　第1四半期（4月〜6月）の事業高は49億4百万円（計画比99．3％、前年比101．0％）、経常剰余金は1千百万円（計画差＋4千3百万円、前年差＋5千4百万円）の見通しです。　第2四半期（7月〜9月）は、ハーツわかさ出店に向けて新規組合員加入や職員採用など本格的に準備を進めるとともに、福祉キャンペーンと共済キャンペーンに取り組みます。また、県民せいきょうとして葬祭事業を開始します。①第36回通常総代会まとめ　6月19日に開催した第36回通常総代会には、総代491人が出席し(本人出席236人＋書面出席255人）、全議案が賛成多数で可決承認されました。【4大活動の状況】2014年5月31日現在組合員数出資金共済加入事業高 無店舗 店舗 福祉 共済14万567人85億5,925万円7万221件32億4,333万円17億6,188万円11億8,252万円2億6,266万円3,626万円101.4%102.7%102.0%99.0%94.5%101.4%126.5%98.1%100.3%100.0%99.8%99.5%99.1%99.9%101.0%99.4%実績計画比前年比※1万円未満は切り捨て協議事項確認事項　今日の日付がすぐにわからないのは誰にでもあることで「今朝、新聞を見なかった」と言えばその違和感は無いでしょう。認知症の高齢者自身がわからないことをうまくごまかしてしまうため、気付きにくいことが大半です。　さらに症状が進行すると、今いる「場所」がわからなくなってきます。最初は慣れない場所で迷う程度ですが、自宅のトイレや部屋の場所、さらには自宅にいるのに「家に帰る」と言い張るようになります。　そこでなかなか気付くことができない見当識障害を、初期のどの状態で判断できるのか、ヒントをお伝えします。　日付や時間がわからない段階の方は、微妙な自分の変化を無意識に理解していることが大半です。上手くごまかそうとしたり、失敗を言い訳したりするため、表情がかたくなってきます。「自分は、若い頃のまま何でもできる」ということにこだわり、それを指摘されると怒るようになります。また、昔の思い出や自分のできなくなってきていることを気にする様になり、身近な物に執着しだします。女性はカバンを肌身離さず持つようになることが多く、中にはなんでこんな物が？と思う物が入っています。自分の衰えてきている不安なことに関連した物を詰め込む傾向にあるようです。トイレの心配や失敗が出てくるとティッシュなどの紙が何枚も入っています。まわりの物を片付けられなくなってくると輪ゴムが大量に入っていたりします。自分はちゃんとわかっていると確認できるように昔の写真を持ち歩くこともあります。わしの家はどこだ？今日は何日？みなさん、今日の日付はわかりますか？今の季節は？「見当識障害」とは自分が現在おかれている状況を理解する能力が失われることをいいます。「見当識障害」の初期症状は時間や日時がわからなくなることから始まります。　場所がわからなくなっている段階の方は、間違いをごまかしたり、物に執着したりすることがなくなり、不安げな表情で過ごすことが多くなります。誰かが一緒にいないと身の周りのことができなくなります。　症状が進行してしまう初期の段階で、変にこだわりだしている物やカバンの中身を確認してみると、認知症の早期発見ができると思いますよ。　　　　　　 坂井きらめき 石川 陽子がんばらにゃに関するご意見、ご感想などをお聞かせください……　ganbaranya@fukuicoop.or.jp13