がんばらにゃ2014年8月号
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くらしの安心を考えるVol.7わが家のくらしにまつわる「お金」をテーマに、LPA(ライフプランアドバイザー)の会よりお伝えします。20歳     30歳     40歳     50歳     60歳     70歳     80歳 日本人は保険が好きと言われており、特に福井県では一世帯当り保険金額は全国一となっています。その保険料が家計を圧迫していませんか?高い買い物である保険だからこそ、わが家の保障をしっかり把握し、リスクに対する「ムリ・ムダ」のない保障を準備することが大切です。 「保障」を考えるとき、「保険」をイメージしがちですが、死亡保険や医療保険を考える前にまず把握したいのが公的年金や健康保険などの「社会保障」です。死亡保障なら公的年金から遺族年金などが給付されます。医療保障なら健康保険から医療費の7割分などさまざまな給付があります。 また、地域や勤務先で「組織保障」に加入されている場合もあります。それでも足りない部分を保険・共済などの私的保障で補うようにしましょう。いざというとき頼りになる「貯蓄(現金)」も私的保障の一つです。 保障を見直すときもう一つ考えておきたいのがライフステージです。わが家は今どのステージにいるのか、それによる必要な保障額について考えてみましょう。ライフステージによって必要な保障額は変わる!!保障を考えるその前に・・・LPA(ライフプランアドバイザー)の会生協のライフプランアドバイザー資格やファイナンシャルプランナーの資格をもった組合員で活動しています。年金・保険・家計など、身近な生活の「くらし」と「お金」にまつわる講座を行っています。《主な活動》【お問い合わせ先】くらしの見直し学習会毎月・ハーツなどで3人以上集まっていただければ、LPAの会メンバーがお伺いして学習会を開くことができます。15ページコールセンター(LPAの会事務局まで)・医療保障をかしこく見直すには・家計簿講座・保険力をきたえる・女性と年金 ・これからの生き方を考える エンディングノート など出前学習会いつでも・どこでもメニュー■3段階の保障のイメージ図■ライフステージごとの保障ニーズの推移のイメージ図私的保障第3段階第2段階第1段階社会保障健康保険、公的年金、介護保険雇用保険、労災保険など組織保障職場のグループ保険互助会、団体共済、地域共済など貯蓄・保険など保障ニーズ(高い)独身時代子育て時代子ども教育時代老後準備時代老後時代大きな保障が一生涯必要ではありません少しずつ貯蓄する死亡保障を減らした分貯蓄にあてる老後は資金をいかに有利に運用するかがポイント!保障のこと万が一の備えのための保険料、家計を圧迫していませんか? 病気や死亡というリスクに備えることも大事ですが、生きるために必要なお金は保険では賄えません。今、必要な保障のために負担する保険料と将来必要となる貯蓄とのバランスを考え備えましょう。死亡保障医療保障貯蓄(老後保障)2014.8月号4

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