がんばらにゃ2015年10月号
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読者みつさんなのでくる「がんばらにゃ」におたよりをご応募いただき、本誌で紹介させていただいた方には、たんぽぽ便・ハーツで使えるお買物券(500円分)を差し上げます。 応募方法は裏表紙をご覧ください。● がんばらにゃの感想 ● 身近な話題● おすすめ商品 ● 写真 ● 川柳● おすすめレシピなど、どしどしお送りください! 震災で貧困層が拡大した。そんな話をよく聞きます。最近行われた調査(※)では、被災した2,338世帯のうち年収200万円未満(課税前)の低所得家庭が震災後6.2%増加し、全体の約3割を占めていました。 東松島市くらし安心サポートセンターの阿部誠さんは、昨年、生活困窮者支援モデル事業に取り組む中で、“義援金を使い果たしてしまった”“精神的理由で仕事を再開できない”など、まさに生活困窮に直面している人たちに向き合ってきました。しかし一方で、「震災による生活困窮者の全体像が見えてこない」とも感じています。 同センター所長の千葉貴弘さんは、仮設住宅入居者の支援業務にあたっていますが、「生活が苦しいと自ら手をあげる人が少ない」ことに気付きました。「潜在的な困窮者がいることを、頭に入れておかないといけない」と千葉さんは言います。 「仮設住宅の場合、家賃がないことが生活困窮者の存在をより見えにくくしている」と、阿部さんは指摘します。東松島市の災害公営住宅は現在321戸が完成していますが、すでに家賃の滞納があるという話も耳にしており、今後の行方を気にします。 生活再建の道を着実に歩む人と、生きるのが精一杯の人の差がどんどん開いていく被災地。一人ひとりの事情を踏まえ、自立のための支援を続けることが求められています。3.11を忘れない…苦しみの声をあげない生活困窮者情報提供/みやぎ生協(記事作成:2015年5月7日)※「被災地・子ども教育調査―2014年」(公益社団法人チャンス・フォー・チルドレン)たんぽぽツアーに楽しく参加させていただきました。生産者さんの声、企業の考え方など直接声を聞くことができて、さらに生協の商品に親しみと安心感をもつことができました。ありがとうございました。  今月号も引き続き、加工食品の栄養成分表示について、松永先生に詳しく教えていただきました。ぜひご覧くださいね(4ページ)。  みなさんもぜひたんぽぽツアーにご参加くださいね!(詳しくは7ページ)  山本さんがご利用されている高齢者介護施設きらめきの「小規模多機能型居宅介護」は、ご本人の「思い」や「願い」を大切にした柔軟な対応が可能です。人生の大きな節目のご支援ができ、私たちも感極まりました。あわら市 まりちゃんさん敦賀市 さといもちゃんさん生の声を聴いて食品表示  無理せず、自分のペースで毎日続けられる運動をすることが大切ですね!がんばらにゃ介護予防ミニ講座の「ロコモ」を全く知りませんでした。1年を通し、外でウォーキングができる期間が少なく、車で移動するなど、ほとんど運動をしていません。毎日続けられる運動法を見つけてロコモにならないように、がんばらにゃ!坂井市 くりりんさん介護4の主人は介護生活11年目に入り、きらめきさんにお世話になって3年が過ぎました。この間、職員さんの献身的介護により支えられてきました。このたび私たちは金婚式を迎えるに当たり、50年前に結婚式を行った神社で金婚式を行いたいと思い、職員さんにお話し大野市 山本さん金婚式第16回◀2015年4月から施行された「生活困窮者支援法」に合わせ、家計や就労などの自立相談にあたる。東松島市くらし安心サポートセンター(左から)阿部誠さん、千葉貴弘所長、櫻田千里さん。毎回「食の安全・安心を考える」を読んでいます。子どもができて、特に食の安全・安心面は気にかけるようになりました。7月号の食品の表示についても拝見し、改めて表示はしっかりと見ようと思いました。たところ快くお手伝いしてくださることになりました。当日は主人の体調も考えて看護師さんと施設長さんお二人で立ち会ってくださり、感動的な式を行うことができました。私事なのに職員のみなさんが祝福してくださり、この日は主人も元気で笑顔で幸せそうでした。職員さんに改めて感謝申し上げます。きらめき通信 ミニ講座検索大野きらめき 岡田 敏男・松田 誠子※「小規模多機能型居宅介護」について、詳しくはきらめき各施設またはコールセンター(15ページ)までお問い合わせください。ロコモティブシンドローム(運動器症候群)2015.10月号10

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