がんばらにゃ2016年1月号
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米麹をたっぷり使い、塩分を控えめにして甘みのあるまろやかな味わいに仕上げたあさひ愛農園の『朝日みそ』。味の決め手は、自社で育てたこだわりのお米から作る特製の米麹です。 もともと『麹屋』をしていたことから、おふたりは約20年前に自分たちで育てた米を使った麹菌での味噌作りを始めることに。使うのは自家製米による米麹と福井県産の大豆(里のほほえみ)、赤穂の天塩など、安全・安心な原材料にこだわっています。「健康面はもちろん、環境に配慮した米作りを中心とした農業をしています」と語る寺坂さん。生協では、『寺坂さんちのお米』として無農薬栽培のコシヒカリも販売しています。 「障がいを持って生まれた長男に、身体にいいものを作って食べさせたいと思ったことが就農の始まり。それが私たちの原点なんです」そう語る寺坂さんに、奥さまの律子さんも穏やかにうなずきます。甘みのある、まろやかな味わい あさひ愛農園の朝日みそ 「味噌作りを始めた頃、日本人は味噌を食べる機会がかなり減っていた。若い人たちにもっと食べてもらわないと、和食の文化がすたれてしまうと感じました」と語る律子さん。おふたりは味噌作りに詳しい人を訪ね美味しさを探求すると共に、スーパーなどの売場における味噌の温度管理の理解促進に尽力。律子さんが店長を務める『手づくりみそ工房』の前身となる味噌作り講座も開始しました。こだわりの自家製米で原材料の米麹から手作り親子で参加される方も多く、子どもたちへの食育にも力を入れています。生協では、味噌が美味しく仕上がる寒仕込みの時期に、『朝日みそ』と同じ材料の『みそ作り用麹』と『大豆』の味噌作りセットを季節限定で販売しています。 「就農してすぐ、生協さんと出会ったことは大きかったですね。生協さんの示す厳しいハードルを乗り越えることが自分たちを育て、心折れずにここまでこられたのだと思います。これからも農業を楽しんでいきたいですね。」どんなときも夫婦ふたりで力を合わせ、4人の子どもたちや地域の仲間と共に、人生を豊かにする食生活の提案を続けています。手作り味噌の美味しさと和食の文化を継承してあさひ愛農園(越前町)寺坂 康夫さん 律子さんhttp://www.ainouen.jp/組合員と生産者がともに育てあう生協の産直あさひ愛農園Profileマグカップに、味噌をティースプーン山盛り1杯、お湯100cc、ひとつまみのかつお節とネギの小口切りを入れれば、簡単味噌汁のできあがり。「豆乳を少し加えると、まろやかなスープ風に。パンにもあうので、朝食にぴったりですよ」。味噌は時間が経つと、未開封でも二次発酵で黒っぽく変色します。品質的には問題はありませんが、変色が気になる人は、味噌をポリ袋に小分けして冷蔵庫か冷凍庫で保存しましょう。「新しい味噌と混ぜて、合わせ味噌にするのもおすすめです」と律子さん。オススメの食べ方手作り味噌の製造販売を中心に、麹に用いる米や無農薬の米作りなどを手がける。味噌や米を使ったスイーツ『ハレノヒ』も展開している。上手な保存方法〈次回2月1回(ふくい~な)〉宅ハ〈次回1月3・4回(ふくい~な)〉宅ハ•「みそ作り用麹」(レシピ・塩付) •大豆味噌作り講習会の様子店舗には味噌作りが体験できる工房や、スイーツを味わえる憩いのスペースが広がる。…ハーツ・ …宅配サービスたんぽぽ便 で取り扱っています ※取り扱い状況は、変更になる場合もありますのでご了承ください。 ※パッケージデザインが異なることがあります。宅3
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