がんばらにゃ2016年6月号
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Vol.16お金はどう運用すればいい?〜安全第一、でも一部の資金はリスク商品を検討〜6月に開催する「くらしの見直し講演会」で講師にお迎えする浅田里花さんに『資金運用』についてご紹介いただきました。 お金に関する2016年前半の大きな話題と言えば「マイナス金利」。その影響で、ただでさえ低い預金金利がさらに下がってガッカリという人も多いでしょう。かと言って、年初から乱高下している株式市場を見ると、リスクのある運用も怖くなります。情勢は常に動くもの。セミナーではそれに振り回されない運用の基本をお伝えします。知っておきたい「資金運用」のキホン~情勢が変わっても対応できるにはココが大切~誰でも実践できるよう、リスク商品を含めた運用のキホンをお話しします。現状や、金融・経済情勢が変わったときの、金融商品選びのポイントなども解説していきます。6/18(土) 13:30~15:00福井県生活学習館 ユー・アイふくい 学習室301(福井市下六条町14-1)(株)生活設計塾クルー浅田 里花氏60人(申込先着順)無料   15ページコールセンター時定¥申講所くらしの見直し講演会託児あり未就学児まで定員あり要予約(申込先着順)お子さまお一人につき300円LPAの会PROFILE 5年間の証券会社勤務ののち、1988年 独立系FP会社に入社。1993年よりフリーでの活動をスタートし、現在はFPサービス会社(株)生活設計塾クルー取締役。生活者対象のファイナンシャル・プランニングのほか、執筆、講演活動を行う。著書に『Q&Aで学ぶライフプラン営業術』(近代セールス社)など。(株)生活設計塾クルー浅田 里花さん 「資金運用」というと難しく感じるかもしれませんが、たとえば3年後の子どもの入学に合わせて定期預金に預けるというのも、立派な資金運用です。いざ使おうと思ったら元本割れしているというのでは、ライフプランが台無し。低金利でも確定利付商品の役割は大きいのです。 運用を考えるにあたっては、 ①ライフプランに合っている ②タイミング的に適している ③シンプルでわかりやすい金融商品を選ぶことが大切です。3年後の入学金に充てるお金を定期預金にというのは、ポイント①にあたります。では、3年定期にするか、あるいは1年定期を自動継続するか。それは金利情勢を見ながら検討すべきなので、ポイント②の要素といえます。1年と3年で大きな金利差がない現状では、継続時に金利が上がっている可能性を重んじて、1年定期を選択という判断になるでしょう。 では、使う予定が10年以上先というお金の場合、定期預金でいいでしょうか。確実に元本以上に増えるという点を重視するなら、その選択もアリ。しかし、定期預金は安全確実に増える反面、決められた金利以上に増えることはありません。十分な運用期間があるのですから、少しもったいない気がします。一部の資金は、将来の値上がりが期待できるリスク商品を取り入れることも検討課題。 そこでポイント③に注目です。リスク商品のなかにはとても複雑な仕組みで設計され、販売窓口で説明を受けてもすぐに理解できないものがあります。疑問点がたくさんあるなら、その商品の購入はやめたほうが賢明でしょう。もっとシンプルでいいものが色々あります。 値動きするリスク商品と上手く付き合う方法はいくつかあります。そのひとつをご紹介すると、「積立」を利用すること。毎月決まった金額で買える分量の投資を行うのですが、これを継続することで平均購入単価を抑える効果があり、市場の値動きに一喜一憂しないで済みます。 ただし、いま世界で起こっているニュースには関心を持って、この先金融・経済がどう動くか情報収集することも必要です。遠い国で起こっていることも、回り回ってわが家に影響する「生活情報」と捉えたほうがよいでしょう。また、「NISA※」のような有利な制度が新設されることもあるので、ニュースには常にアンテナを張っていたいものです。※少額投資非課税制度 株式や投資信託など投資商品の売却益、配当金・分 配金が非課税になる制度運用商品選びの3つのポイント経済ニュースは生活情報2016.6月号4

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