がんばらにゃ2016年9月号
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Vol.17不安が不安を生む時代に自分なりの老後をデザイン〜あなたの「知恵袋」「笑い袋」「縁袋」を作りましょう〜9月に開催する「くらしの見直し講演会」で講師にお迎えする髙橋佳良子さんに老後(セカンドライフ)についてご紹介いただきました。 豊かな老後には、「知恵」と「笑い」と「ご縁」が大切。具体的なマネープラン、老後生活をとりまく医療や介護制度、心の持ち方を工夫することで老後の豊かさが大きく変わります。心穏やかなくらしの為に幸せの種まきをしましょう。不安が不安を生む時代に自分なりの老後をデザイン~あなたの「知恵袋」「笑い袋」「縁袋」を作りましょう~9/24(土) 13:30~15:30(開場13:00~)県民せいきょう 本部センター(福井市開発5丁目1603番地)無料 くらしとお金のコンサルタント、CFP®三世代充実生活研究所 所長㈱ライフアンドマネークリニック 代表髙橋 佳良子氏60人(申込先着順)  15ページコールセンター時定¥申講所くらしの見直し講演会LPAの会PROFILE長年FP(ファイナンシャルプランナー)としてお金に関わる相談を受ける中で、資金計画や保障の見直しだけでなく、ライフデザイン・終活・心の持ち方・人間関係の重要性を考えるようになる。多くの方に、自分の人生を楽しんでもらいたいと三世代充実生活研究所を立上げ「終活検定&講座」を展開している。くらしとお金のコンサルタント、CFP®三世代充実生活研究所 所長㈱ライフアンドマネークリニック 代表髙橋 佳良子さん 老後といえば、本来は人生の実りの時期。 今までの経験や親しい友人知人、そしてお金など様々な財産を糧に心豊かに穏やかに過ごせる時なんです。 でも、最近よく耳にするのが、メディアから発信される「下流老人」「老後破綻」などの怖い言葉。自分は大丈夫と思っていてもやはり不安になりますよね。 老後の人生を大きく分けるポイントは、これからの人生をどのように生きたいかを具体的にイメージできるかどうか。昔と異なり、人生の選択肢がたくさんあるので、どんな人生を送るかによって準備しなければならないことが異なってくるからです。 「あとは年を重ねるだけ。何をそんなに考えるの?」と思われるかもしれませんが、家計は大丈夫か、医療や介護、孫や子のこと、相続、葬儀、墓…考えておかなければならないことは本当にたくさんあるんです。 しかも、これからの人生を具体的に考えるという作業はとても大変で、元気で前向きに物事を考えられる時が一番。体調が悪いとどうしても億劫になってしまいますから。 これからのことを考えると、どうしても不安が出てきます。そんな時は、不安に思うことを一つ一つ書きだして、どう不安を解消するかアイディアを出していきます。 その為には、本を読んだり、セミナーや講演会に出かけて知識と知恵を付けることが大切です。気持ちも盛り上がるのでやる気も出てきます。仲間ができるとなおいいですね。 それで、おおよそ準備できたら、あとはなるようになるさと天の神様にお任せします。 そして、「笑い」。笑いが多いと、心身ともに健康になり、脳が活性化して、肯定的に考えられるようになります。さらに、アイディアが生まれやすくなります。当然、性格も明るくなって、悩みにくくなるので、あなたの周りには楽しい仲間が集まってきます。 最後に、セミナーや講演会をしていると、遠くからでも参加してくださる元気な高齢者の方にお会いします。秘訣をお尋ねすると、「ラジオ体操と毎日の感謝」。 「こんなことなら私にもできるわ」と、思う方がたくさんいらっしゃると思います。これを毎日欠かさず何十年も続けているそうです。身体はしゃきっとして、日々の感謝で毎日幸せを感じて、まるで幸せなオーラが出ているようです。そんな方に関わりたいと老若男女のお友だちがたくさんいます。 私もそんな80代90代をめざしたいと思います!みなさんもご一緒にいかがですか?がんばらにゃに関するご意見、ご感想などをお聞かせください…… ganbaranya@fukuicoop.or.jp5

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