がんばらにゃ2017年2月号
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通信県内の「きらめき」で働く職員が一堂に会し、事例研究発表会を開催しました。各事業所で取り組んでいる「根拠に基づいた介護の実践」を発表し交流することで、県民せいきょう介護サービスの質の向上をめざしています。「あなたらしさ いつまでも」をめざして〜2016年度 きらめき 介護サービス事例研究発表会 報告〜 2016年5月に各事業所が研究内容を決定して以降、実践を重ね中間報告を経て、今回の発表に至りました。研究した総数は35事例。その一例を紹介します。 丹南きらめき小規模多機能型居宅介護では「便秘の症状を少しでも軽くするために今日からできること」と題し、薬に頼らない排便を促すための方法を研究しました。食事の見直しや積極的な水分補給、腸の動きを活発化させる体操を取り入れた結果、改善がみられ医師にも相談し、Aさんについては薬を半減させることに成功しました。 宝永きらめき通所介護では、きらめきがめざす介護の姿「あなたらしさ いつまでも」をテーマに据え、ご利用者の自立支援強化に向けて取り組んだ「共に歩んでいけるデイサービス作りに向けて」の研究を、また羽水きらめき訪問介護は職員の目線から「訪問介護のイメージ調査からみる人材確保対策」をテーマに研究し、十分な介護人材を確保するための手がかりを得るために行った調査を発表しました。 参加職員からは「身近な取り組みで成果があり驚いた」「自分の施設でも取り組みたい」などの感想や意見が聞かれました。 各事業所の特徴を生かしたテーマを取り上げる発表会は、ご利用者の声にならない「思い」を汲むだけでなく、一人ひとりへの「お役立ち」を高めることにつながります。一方で「介護」を客観視できる良い機会となり、生協の福祉事業全体のサービスの質の向上を図ることができます。 これからも様々な研究を実践し、ご利用者のみなさまの期待に応える「きらめき」でありたいと考えています。宝永きらめきでは、地域のみなさんからのご要望にお応えし、月曜日~金曜日(祝祭日含む)の朝6:30から8:30までデイサービスのトレーニングルームを開放しています。各々自分のコンディションに合わせトレーニングマシーンを利用し、健康作り・健康維持に取り組んでいます。運動後には、ちょっと一息!コーヒーを飲みながらゆっくりしたり、会話を楽しんだり…。参加費は100円です。ご近所、ご友人お誘いあわせの上、お気軽にお越しください。宝永きらめき早朝開放トレーニング県民せいきょう 宝永きらめき 福井市宝永3丁目3-1(NHKさんお隣)TEL.0776-24-0810 担当:梅林・渡辺お問い合わせ2016年11月24日 本部センターにて(参加職員185人)Aさん87歳・女性の場合(研究期間:2016年6月~10月)(研究報告より一部抜粋)実践内容•昼食に毎日ヨーグルトを食べる•水分摂取の回数を増やす•白米を麦ごはんにする•排便体操(腹式呼吸・上体左右ずらし・ 膝あげ腹筋・体幹ねじり)•排便の記録をとる結 果•排便回数が増え便の形状や量に 変化が見られた•排便困難の行動が見られなくなった•排ガスの減少各事業所の主な事例研究テーマ事業所部 門坂井大野勝山岡保羽水宝永江守鯖江丹南敦賀小浜訪問介護通所介護特定施設グループホーム訪問介護通所介護特定施設居宅介護小規模認知通所通所介護研究テーマヘルパーと二人三脚排泄トラブルの改善いつまでもトイレで排泄したいその人らしく生活するために訪問介護のイメージ調査からみる人材確保対策共に歩んでいけるデイサービス作りに向けていつまでもきらめきで在宅生活を続けられるためにその人のくらしを支える支援に向けて便秘の症状を少しでも軽くするために今日からできること依存心を探るいつまでも美味しく食事を楽しみたい ~願いの実現に向けた取り組み~2017.2月号12
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