がんばらにゃ2017年10月号
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通信 体操以外にも、楽しく会話をしたり歌を歌ったりすることも大事な口腔の運動になります。口腔機能を維持し、いつまでも健康に過ごしましょう。あなたの想いをかなえます小浜きらめき 小浜きらめきデイサービスでは、「あなたの想いをかなえます」と題し、ご利用者一人ひとりの想いを実現するための企画やレクリエーションを行っています。 ハーツと小浜きらめきが一体となっている特徴を生かし、きらめき応援団※(ボランティア)の協力のもと、ハーツでのお買い物支援や、お茶会なども開催しています。また、生活リハビリを取り入れ、日常生活でさらにできることが増やせるような取り組みを日々試行錯誤しています。 介護相談、見学も随時承っております。お買い物のついでにどうぞお立ち寄りください。※きらめき応援団…詳細14ページお問い合わせ先小浜きらめき〒917-0241 小浜市遠敷9丁目501TEL.0770-56-5757嚥下体操の効果食べる前の準備体操鼻から吸ってゆっくり口から吐くおなかが膨らむようにおなかがへこむように口腔ケアミニ講座❷高齢者の口腔ケア〜いつまでも美味しい食事をするために②〜福祉事業部 田中 涼子(言語聴覚士)http://www.hriha.jp/section/swallowing/gymnastics/参考ホームページ 社会福祉法人 聖隷福祉事業団浜松市リハビリテーション病院 藤島式嚥下体操a深呼吸b首を回すc首を倒すd肩を上げ下げするh息が喉に当たるように強く吸って止め、3つ数えて吐くiパパパ、ララララカカカカとゆっくり言うe両手を上げ、軽く背伸びするf頬を膨らませたりすぼめたり(数回繰り返す)おなかに手をあてて(2~3回繰り返す)papapa毎食前1セット実施(1〜2分)食事を安全に美味しくいただくためには、歯、歯肉、舌、頬、唇を健康な状態に保つことが重要です。今回は食事前に行うことで口腔機能を高める嚥下体操を紹介します。えん げ①食事に使う器官の緊張をほぐす ↓体がリラックスすることにより、飲 み込みやすく、疲れにくくなる②口や頬・舌を動かすことにより、唾液の分泌を促し、飲み込みやすく食べやすくなる ↓誤嚥性肺炎の予防につながる③筋肉や脳が刺激されて口腔機能維持につながる ↓脳が刺激され、認知症予防につながる 全身の筋緊張を和らげ、嚥下をスムーズにします。動きが悪くなってくると、嚥下の際の呼吸コントロールや強い咳がうまくできなくなります。ご えん首〜肩甲骨のストレッチ 頬・口・舌と口腔器官を大きく動かすことにより、「食べること・話すこと」の維持につながります。また口腔機能の筋力を高めるには、頬・口・舌の運動回数を増やすと効果的です。頬・口・舌の運動 舌の動きをより複雑に行うことにより、「食べやすく、飲み込みやすく」なります。パタカラ運動(発声練習)g舌で左右の口角を触れる(2~3回繰り返す)右左舌を左右に動かす舌を出したり、引いたりパ……唇を弾くことにより音を作るため、口の回りの筋トレになるタ・ラ…舌の先を動かす・弾いて音を作るため、舌の先の筋トレになるカ……舌の奥の方を使い音を作るため、奥舌の筋トレになるの深呼吸を繰り返しますa2017.10月号8

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