がんばらにゃ2018年1月号
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レインボーファームではこれまで、適正農業規範(県民せいきょう版GAP)に基づき、土作りに使用する堆肥や化学肥料を極力抑えた持続性の高いエコな農業を推進してきました。さらに食品安全、労働環境、環境保全に配慮した「持続的な生産活動」を実践するためにグローバルG.A.P.の認証取得に向けて取り組みを強化してきました。2017年9月28日 つるが農場 審査の様子▼▲2017年9月29日 あわら農場 審査の様子ふくいレインボーファームふくいレインボーファーム(以下レインボーファーム)は、安全・安心で新鮮な農産物を提供することを目的とし、2016年1月に設立した生協農場です。地域と連携を図りながら、県内の農業活性化をめざし、地産地消推進や耕作放棄地解消などに取り組んでいます。現在、あわら市で露地園芸、敦賀市で水田園芸、施設園芸、みかん栽培を行っています。福井初!ギャップ グローバルG.A.P.個別認証を取得しました現在、日本では2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピックの選手村などで提供される食材についても、国際水準のGAP認証の取得が必要なのではないかと議論されています。レインボーファームは今後も、安全・高品質・環境に配慮した農産物を消費者のみなさまへお届けするために、このような食品安全規格の第三者認証への取り組みを積極的に実施していきます。GAPとは適切で効率的な農場管理を実践するための手法で、以下の4つを柱として管理点が定められています。生産活動を記録することにより、販売先・消費者への説明や万が一問題が起こった際の迅速な原因究明が可能となります。グローバルG.A.P.認証は、食品安全、労働環境、環境保全に配慮した「持続的な生産活動」を実践する農業者に与えられる世界共通ブランドです。安全な農産物の生産と出荷信頼できる販売管理環境へ配慮した生産活動参考ホームページ:GAP普及推進機構/GLOBALG.A.P.協議会 https://www.ggap.jp/品質と鮮度の追求グローバルG.A.P.への取り組み認証取得に向けた取り組みとして、まず社員全員で、生産工程や圃場ごとにどんなリスクがあるのか意見を出し合うことからスタートしました。出されたリスクについて対応策を考え、基準書や手順書を整備しました。また、リスク評価に基づき土壌分析や水質検査、残留農薬検査を実施しました。取り組んでいく中で一番驚いたのが水の管理です。世界的には水は枯渇資源として捉えられており、生産に使用した水の量の記録を求められました。グローバルG.A.P.個別認証を取得認証を取得するために食品安全、トレーサビリティ、品質管理、労働安全と健康、土壌の管理、施肥の管理、総合的病害虫管理、農薬の管理、水の管理など約260項目について認証審査機関の審査があります。今回の審査では実際に審査員が、あわら農場とつるが農場の現地に来られ、必要な基準書や手順書の確認、圃場のリスク評価の有効性や作業者へのヒアリングなどの現地審査も行われました。設立当初からこの認証の取得をめざし、2017年11月20日、キャベツ、みかん、お米の3品目にてグローバルG.A.P.認証を取得することができました。今後も更新のための審査が毎年行われます。1234作業者の労働安全と福祉の確保?グローバルG.A.P.とは【登録番号】4059883205336【認定登録日】2017年11月20日【有効期間】2017年11月17日~2018年11月16日【認証作物】米・キャベツ・みかん宮越 博之取締役ふくいレインボーファームFacebookふくいレインボーファーム検索がんばらにゃに関するご意見、ご感想などをお聞かせください…… ganbaranya@fukuicoop.or.jp5
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