がんばらにゃ2018年8月号
14/20
農場の様子など随時更新中!ふくいレインボーファームFacebookふくいレインボーファーム検索かぼちゃかぼちゃつくる、つなぐ、まなぶを通じて福井の元気作りに貢献するふくいレインボーファームふくいレインボーファームは、安全・安心な農産物の提供、地産地消推進や県内の農業活性化をめざしています。2016年1月より、あわら市(露地園芸)と敦賀市(水田園芸、施設園芸、みかん栽培)で農業生産を、また2018年4月より食品加工センターにて野菜の加工や弁当、惣菜の製造に取り組んでいます。今月のお野菜第1回理事会だより2018年 6月28日【4大活動の状況】2018年5月31日現在組合員数出 資 金共済加入事 業 高 宅 配 店 舗 福 祉 共 済15万4,277人93億5,824万円6万9,601件37億3,282万円18億9,337万円14億6,430万円3億3,810万円3,704万円101.7%102.0%96.5%99.5%103.5%93.9%103.6%101.9%100.5%100.1%99.9%98.6%99.2%97.6%99.0%102.2%実績計画比前年比※1万円未満は切り捨て協議・議決事項❶5月度事業・活動・経営報告 5月度の事業高は、19億3千万円、経常剰余金は1千万円になりました。南越前町河野に「コンビニハーツ」、ハーツさばえに「ハーツリカー」をオープンしました。また、県内4会場で春の地区総代会議を開催しました。❷第1四半期まとめと第2四半期方針 第1四半期(4月〜6月)の事業高は55億6千万円、経常剰余金は△3千万円の見通しです。 第2四半期(7月〜9月)は、ハーツ神中のオープン、嶺南エリアでのドラッグストアの競合店対策、40周年記念セールなどに取り組みます。また、食品加工センターでは国体関連でお弁当の製造を行います。40周年記念事業として「おかあさんといっしょ ガラピコぷ〜がやってきた」の公演をはじめ、各地区本部で商品学習会や講演会を実施します。❸18年度総代定数および総代選挙区 18年度の総代定数は500人とし、選挙区(坂井・奥越・福井・丹南・敦賀・若狭)別の定数を確認しました。7月30日に総代選挙の公示を行い、8月6日から8月31日まで立候補を受け付けます。【品種名】 特濃こふき5.6品種の特徴…名前の通りホクホク感の強い品種です。美味しさがギュッと濃縮されています。おすすめの食べ方あらかじめ、電子レンジ600Wで6~7分(500Wなら7~8分)加熱しておけば、果皮がやわらかくなり、包丁で簡単に切ることができます。かぼちゃには雌花と雄花があり、雌花に交配して初めて実がなります。自然に受粉してくれるものもありますが、より確実に実がなるよう、開花したばかりの雄花を摘み取り、午前10時までに雌花の柱頭に花粉をつける受粉作業を行いました。今年は食品加工センターができたので、食材セット パパッとCOOKやハーツのお惣菜、食事宅配の夕食弁当などでも、味わっていただけると期待しています。私たちが育てました栽培地(あわら市北潟地区)あわら農場 農場長 窪田さん(左)、上野山さん(右)生産者/ふくいレインボーファームハ〈次回8月2回以降(ふくい~な)〉宅 津波復興祈念資料館「閖上の記憶」はNPO法人地球のステージ(※)が運営している資料館です。命の大切さや震災体験を伝承していくため、語り部講話や閖上を案内する活動に取り組んでいます。 シアタールームでは7年前の3月11日、閖上中学校から撮影された津波映像を上映しています。また館内には、子どもたちが震災後、心のケアのために作ったジオラマや旧閖上中学校で実際に使われていたロッカー、時計などが展示されています。 館長の小齋正義さんは「映像や被災物を目の前にすると、あの日に起きたことをより分かっていただけるのではないか」と話します。頂上の神社が流失した日和山や襲来した津波の高さに合わせて建てられた8.4メートルの慰霊碑も、津波の凄まじさを伝えるために案内します。 一方で名取市には建物がほとんど残っていません。「遺構が無いなかで、見学に訪れた人たちに震災の教訓を伝えなければならない難しさを感じている」とも言います。次世代に震災の教訓を伝えていくことも課題なのですが、容易ではありません。「日和山には昭和8年の三陸地震で建立された“地震があったら津波の用心”の碑があったのに、地元住民でさえ知る人がいなかった」。小齋さんは、そこにもまた伝え続けることの難しさを見ています。「今は津波警報が出たらみんな逃げるでしょう。しかし100年後、200年後はどうか。後世の人に語り継ぐには、例えば碑を建てたら数年に一度刻んだ文字に墨入れをするなど、行事として残していくことが必要なのだと思います」。 語り伝える難しさに直面しながら、「閖上の記憶」は現在の閖上でできることを考え、実施しています。※ NPO法人地球のステージ:心療内科医・桑山紀彦氏が代表を務める団体3.11を忘れない情報提供/みやぎ生協(記事作成:2018年7月5日)第29回▲子どもたちが作成したジオラマ「あの日 おぼえている光景」今年5月、ゆりあげ港朝市の近くに移転したばかりの「閖上の記憶」と館長の小齋 正義(こさい まさよし)さん。…地域外の人へ、次の世代へ、 伝え続ける難しさゆり あげ2018.8月号14
元のページ
../index.html#14