Vol.39〝家計防衛時代〞を乗り切ろう!アフター567で家計の常識はどう変わる!?11月にくらしの見直し講演会でご講演いただく八ツ井慶子先生は、近々“家計防衛時代”がやってくると考えているそうです。新型コロナウイルスによるくらしへの影響やこれからの家計管理について講演に先立ち、コメントをいただきました。 新型コロナウイルス(以下、567)の影響を受け、社会状況は変化を余儀なくされています。私たちはもう567前には戻れません。家計管理についてもしかりで、「これまで」と「これから」ではその〝常識〞は大きく変わることでしょう。重要なのは、いかに「新しい時代」に柔軟に対応できるか。時代は変わるのです。 私自身は、567による影響はまだ序の口だと考えています。不安をあおるつもりはないのですが、これからもっと家計には厳しい時代になると予想しています。いわば、〝家計防衛時代〞の到来です。実体経済はリーマンショック並みかそれ以上に悪化している指標が相次いでいるにもかかわらず、株価は堅調に推移しています。明らかにおかしいです。これまでの常識から逸脱したことがすでに金融市場では起きています。この絶妙なバランスが崩れたら、金融が崩れ、経済が壊れ、社会が混乱す(1973年 埼玉県生まれ)2001年より「家計の見直し相談センター」でファイナンシャル・プランニング活動を始め、2013年7月に独立し、「生活マネー相談室」を立ち上げる。個人相談を中心に、講演、執筆活動を行う。著書に、『サラリーマン家庭は“増税破産”する!』(角川oneテーマ21)、『レシート〇×チェックでズボラなあなたのお金が貯まり出す』(プレジデント社)など。PROFILE生活マネー相談室 代表家計コンサルタント八ツ井 慶子氏“家計防衛時代”を乗り切ろう!アフター567で家計の常識はどう変わる!?新型コロナウイルスの影響で、今後の社会状況は変化していくと想定されます。この状況の中、自分たちのくらしにどのように影響してくるのか、どのような家計管理が必要になってくるかなどをZoomでお話しいただきます。くらしの見直し WEB講演会LPAの会ると思います。リーマンショックレベルをはるかに超えるでしょう。 しかし、私たちは生きていかなければなりません。時代が変わる時、どうしても私たちは不安に襲われます。ですが、変化に対し恐れるのではなく、受け入れる心の準備をお勧めしたいです。 もっと言うと、受け入れるだけではなく「行動」も伴いたいものです。詳しくは11月の講演でお伝えしたいと思いますが、その行動は年代によって異なるでしょう。年金生活者と働き盛りの方、あるいは学生といった若年層では異なる視点を持つといいのではないかと考えています。 一方で、年代を越えて共通する基本的なお金との向き合い方はあると思います。一言で言うならば、「正しいお金の使い方」を身に付けることです。貯め方ではありません。これから重要になるのは、むしろ使い方でしょう。 また、人生の3大資金(教育資金、住宅資金、老後資金)の性質も大きく変わると思います。これらの資金は人生で大きなお金がかかるので貯蓄して備えることが重要と考えられていますが、この概念はいずれ消滅するのではないかと思うのです。他にも家計管理の肝ともいわれる長期的なライフプランも、その必要性はグッと低下するでしょう。567でみなさんの支出構造は変わっていませんか。これからもっと変化し得ます。アフター567の不確実性が高いということは、同時に家計の長期的な見通しもしづらいのです。 とはいえ、567は何も悪影響だけではありません。講演ではいい影響も含め、その上で新しい経済について考察を深め、新しい家計管理の常識はどのように考えられるのか、私なりに精一杯お伝えできたらと思います。みなさんが考えるキッカケにしていただけたら嬉しいです。▲詳細・お申し込みはこちら ※締切後メールで 詳細をお送りします11/28(土) 13:30~15:00【準備物】インターネットにつながる環境のパソコン、 タブレット(Wi-Fi環境推奨) ※Zoomの設定は各自お願いします無料 50人(申込先着順) 11/25(水)締¥定時おうちでWEB申し込み記事作成:2020年8月末執筆コ ロ ナ5がんばらにゃに関するご意見、ご感想などをお聞かせください…… ganbaranya@fukuicoop.or.jp
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