明けましておめでとうございます。 昨年は、新型コロナウイルス感染拡大が事業や活動に大きな影響を及ぼしました。県民せいきょうとして、組合員・職員の安全確保を第一に事業の継続に全力で取り組み、組合員の皆様から多くの感謝や励ましの声をいただきました。学校休業中の児童・生徒への「休校支援弁当」の供給、コロナ禍で生活に困った方々に食料品を提供するフードバンク・フードドライブ・子ども食堂の支援に行政とも連携して取り組みました。また、福井県へ非接触型体温計1000本を寄贈しました。お陰様で事業高は過去最高となる見通しです。加えて働きやすい職場づくりが評価され「プラチナえるぼし」に認定(「プラチナくるみん」認定と合わせ、全国初のダブル認定)されました。ご支援、ご協力いただいた組合員の皆様に厚く御礼申し上げます。 今年は、2030年ビジョン・第10次中期計画(2021年度〜2025年度)のスタートにあたります。人口減少・超高齢社会の到来、デジタル化の進展を見据え、組合員に生涯にわたってお役立ちできる事業の展開、安全・安心で持続可能な地域社会づくりに役職員一同邁進する所存です。 最後になりますが、組合員ご家族皆様のご健勝とご多幸を心よりお祈り申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。理事長 竹生 正人新年のご挨拶県民せいきょうでは、事業や活動に組合員のみなさんのご意見を反映していくために、年に2回、5月と11月に、エリア別に地区総代会議を開催しています。11月4日〜19日にかけて、県内6会場(坂井・奥越・福井・丹南・敦賀・若狭)で開催した地区総代会議には、304人(出席率60・8%)の総代にご参加いただきました。全体会では、松宮専務理事より「2020年度上期の事業・活動の振り返りと下期取り組むこと」「2030年までのビジョンを見据えての2021年度から2025年度までの中期計画の骨子(案)」について説明し、その後の分散会では、組合員と役職員がグループに分かれて意見交換を行いました。コロナ禍で春の地区総代会議は書面開催となったため、分散会は今年度初めてとなりましたが、日頃生協をご利用いただき感じること、今後期待することなど、組合員と役職員が直接、意見交換することができ、約450件の意見や要望が出されました。いただいた意見や要望は、今後の事業や活動に活かしていきます。秋の地区総代会議を開催しました生協は組合員が自分たちの願いを実現するために、出資金を持ち寄ってつくった組織です。生協の主人公は組合員で、生協の事業や活動は組合員の意見を反映しており、事業計画など重要なことは、組合員の総意で決定します。1年に1度、総代選挙を公示して組合員の中から500人を選出し、組合員代表の総代として運営に参加いただいています。総代のみなさんには通常総代会や地区総代会議に出席いただき、生協の事業や活動が組合員のくらしに役立つように、ご意見や改善要望などを出していただいています。2020年度総代とは2021.1月号2
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