がんばらにゃ2021年5月号
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通信 みなさんは「フレイル」をご存知ですか?フレイルとは、健康な状態から介護が必要になる前の段階のことで、歳を重ねて体が弱くなるだけでなく、心が弱ることや、社会とのつながりが薄くなる、生きがいを無くすなど、健康障害を招きやすい状態を意味します。そのまま放置すると要介護状態になる可能性があります。介護予防ミニ講座防ごうフレイル「美味しく物が食べられなくなった」「疲れやすく何をするにも面倒だ」「体重が以前よりも減ってきた」…こんな傾向はフレイルかもしれません。生協の福祉用具カタログ 「歳をとったら当たり前」と思うかもしれませんが、早めに気づいて対処することでフレイルの進行を防ぎ健康な生活を送ることができます。 ではフレイルや要介護状態にならないようにするためにはどうしたら良いのでしょうか。 厚生労働省では高齢者のフレイル予防において「栄養、身体活動、社会参加」の3つのポイントを挙げています。 栄養=食事の改善 食事は活力の源です。バランスのとれた食事を3食しっかりとりましょう。また、お口の健康(口腔ケア)にも気を配りましょう。 身体活動=ウォーキング・ストレッチなど 身体活動は筋肉の発達だけでなく食欲や心の健康にも影響します。今より10分多く体を動かしましょう。 社会参加=趣味・ボランティア・就労など 趣味やボランティアなどで外出することはフレイル予防に有効です。自分に合った活動を見つけましょう。 日々の習慣を見直して、いきいきとした生活を送りましょう。 県民せいきょうでは、3つのポイントすべてにつながる事業や活動をしています。「栄養」に関しては食の安全・安心をはじめ、食事宅配や介護食の提供などを、また小浜きらめき施設長宮下 貴文(理学療法士)参考・「フレイル診療ガイド 2018年版」日本老年医学会/国立長寿医療研究センター、2018・「食べて元気にフレイル予防」厚生労働省ホームページ 高齢者のフレイル予防事業 パンフレット 小浜きらめきTEL.0770-56-5757時間/9:00~17:00(月~金)自分の状態を確認してみましょうQ15体調が悪い時、身近に相談できる人がいますかQ14普段から家族や友人と付き合いがありますかQ13週に1回以上は外出していますかQ12あなたはたばこを吸いますかQ11今日が何月何日かわからない時がありますかQ10周りから物忘れがあると言われていますかQ9ウォーキングなど運動を週1回以上していますかQ8この1年間に転んだことがありますかQ7以前より歩く速度が遅くなってきたと思いますかQ6半年で2~3kg以上の体重減少がありましたかQ5お茶や汁物などでむせることがありますかQ4半年前より固い物が食べにくくなりましたか(固い物の例:さきいか、たくあんなど)Q31日3食きちんと食べていますかQ2毎日の生活に満足していますかQ1あなたの現在の健康状態はいかがですか良いまあ良いふつう満足やや満足はいいいえいいえいいえいいえいいえはいいいえいいえ吸わないはいはいはいあまり良くない良くないやや不満不満いいえはいはいはいはいはいいいえはいはい吸っているいいえいいえいいえ参考:厚生労働省「高齢者の特性を踏まえた保健事業ガイドライン第2版」(2019年10月)「食生活」や「身体活動」、「社会参加」に関しては組合員活動や地域のサロン、カフェを通じて活動を行っています。「がんばらにゃ」では、お家でできる簡単な体操を次号より隔月(予定)で紹介していきます。日々の生活の中に取り入れてフレイルを予防しましょう。要介護状態(身体機能障害など)健 康すべての回答が 左側 になるように、定期的に確認しましょう。フレイル2021.5月号10

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