災害支援・CSR

About災害支援・CSR

多発する水害や雪害、地震などの自然災害、新型ウイルス感染等に対して、リスク対策やBCP対策を行っています。

Restoration project震災復興支援

東日本大震災以降、被災地を支える活動や被災地を忘れない・ボランティア活動を継続して行っています。

震災復興支援活動報告 2011年~
2020年 10年間の記録

20113月
特徴的な取り組み

救援物資の搬送と職員の派遣

震災翌日より、救援物資の呼びかけを店舗で行い、5日後の3月16日に、被災地にお届けしました。救援物資にはメッセージを添えて、被災地にお届けしました。(3月中に岩手・宮城・福島県に10トン車4台分)

震災4日後に福井を出発。岩手まで17時間かけて物資をお届けしました。

本部3Fホールでの物資の仕分けの様子

いわて生協に到着したトラック

灯油を東北に運んだトラック

義援金の呼びかけ

震災翌日から店舗と宅配で義援金の呼びかけを行いました。1ヶ月で4600万円を超える義援金が寄せられ、福井県、共同募金会、日本赤十字、福井新聞社などにお渡ししていきました。途中、義援金から支援募金に切り替え、復興支援のための募金を呼びかけました。(10年間の募金総額8,668万円になりました)

福井県共同募金会への義援金贈呈

日本赤十字福井県支部への義援金贈呈

2011年度
特徴的な取り組み

被災地への職員派遣

被災地生協からの応援要請をもとに、職員を派遣し、店舗の復旧作業や高齢者介護、共済契約者訪問などの支援活動にも積極的に取り組みました。(3月~5月にかけて延べ10日間、職員17人)
また、2011年8月には福井県が派遣するチームふくいの一員として、岩手県陸前高田市へのボランティア活動に7人の職員が参加しました。

チーム福井のメンバーとして活動を行いました。

現地へのクリスマスプレゼント

震災では、たくさんの子どもたちも被災しました。子どもたちに笑顔を取り戻して欲しいという思いから保育所や小学校にクリスマスプレゼントを届けました。

お菓子詰めはみんなで行いました。

お礼の写真とはがき

地域団体との連携で支援活

福島県の子どもたちを福井に招き、「夏休みリフレッシュ大作戦」を県内NPO団体が実施。生協から食材と運営資金の支援を行いました。2020年まで、支援を継続しました。(支援回数46回、人数1,380人)

福井市殿下地区でも子ども達の受入れを。生協の食材が活躍しました。

相馬市の子どもたちの受入れNPOパパジャングルの活動

2012年度
特徴的な取り組み

食べて応援しよう!

店舗ハーツでは、定期的に、「東日本復興応援企画」を実施し、復興への熱い思いがこめられた東北の商品を利用することで、被災地を応援していきました。

地域団体とのボランティアバス運行

未来ビレッジJAPANとの共催で、宮城県石巻市へのボランティアバスツアーを開催しました。海岸清掃やボランティア活動を行いました。

ふくしまキッズ博参加

全国生協の呼びかけで、ふくしまキッズ博に、たんぽぽちゃんが参加し、子どもたちに笑顔を届けました。

2013年度
特徴的な取り組み

真崎わかめの商品開発

13年8月より岩手県田老町漁協の真崎わかめを店舗ハーツオリジナルの復興支援商品として開発し、ハーツやふくい~なで企画し、生産者支援をスタートしました。

県内避難者との交流

福島県を中心に福井県に広域避難を続けている避難者の会、FFF(ふ・ふ・ふ)の会の皆さんとの交流や、年末年始の年越しパック商品の支援を行いました。

日生協くらし応援募金への募金

日本生協連が行う、東北の被災者を支援するくらし応援募金への募金も継続しました。

2014年度
特徴的な取り組み

東北手作り商品の利用による支援

被災された方々による手作り商品を購入し、総代会やイベントなどで販売による支援を継続しました。

みやぎ生協作成の手作り商品カタログ商品の販売

福島・宮城・岩手スタディツアー

被災地の現状を知り伝え、震災を忘れない取り組みとして、7月に福島、10月に岩手・宮城のスタディツアーを企画し、現地視察と被災地生協との交流を行いました。

コープふくしまとの交流

みやぎ生協東日本大震災学習・資料室

岩手県田老町漁協との交流

岩手県陸前高田市の語り部釘子明さん

2015年度
特徴的な取り組み

ボランティア活動を支える

東北の3県生協が仮設住宅で開催しているふれあいサロン・喫茶活動への支援として、福井の銘菓を応援メッセージを添えて被災地生協に贈りました。

講演会「あの日のことを忘れない」

岩手県陸前高田市で語り部を行っている釘子明氏の講演会を開催し、復興支援に向けて私たちができることを学びました。講演会では、復興支援ソング「ひまわり」を披露しました。

福島を支える

福島の子どもたちを、夏休みに福井へ招く保養活動に食材を提供し、支援しました。

2016年度
特徴的な取り組み

ふくしまスタディツアー

福島の現状と今後の支援のあり方を考えるため、帰還困難区域の視察や仮設住宅の慰問交流を行いました。

コープふくしまとの交流

みやぎ生協東日本大震災学習・資料室

岩手県田老町漁協との交流

陸前高田市桜ライン311植樹活動

津波被害の伝承をテーマに、陸前高田市で津波の到達ラインに桜の植樹を行う「桜ライン311」の植樹活動に参加しました。

みやぎ親子スタディバスツアー

子どもたちに震災による被災地の現実を伝えるため、被災地を訪問する親子バスツアーを実施しました。

2017年度
特徴的な取り組み

福島を支える

福島の子ども達の保養活動に取り組む4団体に食材支援を継続しました。参加した子どもは144人でした。

TERAAねっとふくいサマーキャンプ

ボランティア活動を支える

陸前高田市での桜ライン311の桜植樹ボランティア活動に2年連続参加し、5本のシキザクラを植樹しました。

シキザクラを植樹する職員の親子

被災地の現状を知る~忘れない取り組み~

陸前高田市のNPO「桜ライン311」の岡本代表の講演会を開催し、津波被害の伝承活動について学習しました。またみやぎスタディツアーを継続し、仮設住宅での交流や被災地での語り部さんからのお話を聞きました。

慰霊碑に献花する組合員親子

防災・減災フェアでの岡本氏講演

2018~
2019
年度
特徴的な取り組み

ボランティア活動を支える

仮設住宅や復興支援住宅での高齢となっている被災者の見守りとして「ふれあいサロン・喫茶」活動を継続している岩手・宮城・福島県の生協を通じて福井のお菓子を贈り、活動をサポートしました。
また陸前高田市での桜ライン311の桜植樹ボランティア活動に4年連続参加し、のべ14本の桜を植樹しました。

津波が到達したラインに、オオヤマザクラの苗木を植樹。19年はいわて生協・大阪パルコープ・よどがわ市民生協の皆さんと4生協24人で9本の桜を植樹しました。

被災地の現状を知る~忘れない取り組み~

みやぎスタディツアーを継続し、仮設住宅での被災者との交流を行ったり、多くの子ども達が亡くなった石巻市の旧大川小学校や名取市の「閖上の記憶」の視察、語り部さんから当時のお話を聞きました。

宮城県石巻市旧大川小学校視察

宮城県名取市仮設住宅でのふれあい喫茶

これからに備えて 地域とのネットワーク

災害時の物資支援協定と訓練への参加

震災以降、各市町と災害時の物資協力協定の締結を推進し、県内全市町と締結を実現しました。また自治体の防災訓練に参加し、ローリングストックなど食料備蓄の啓発に取り組んでいます。

これからの災害に備えて 地域とのネットワーク

災害対応・BCP規程の策定と訓練

大震災や水害・雪害が発生した時に、事業を継続できるよう、「災害対応・BCP規程」を策定しています。また管理職の防災士資格取得を推進したり、定期的な緊急メール配信訓練を行い、職員の安否確認訓練に取り組んでいます。

東日本大震災から10年が経過しました。2020年は新型コロナウイルスという新たな脅威に見舞われ、十分な支援活動はできませんでしたが、これからも引き続き被災地・被災者に寄り添うとともに、新しい時代、未来に向けて安全・安心の地域社会づくりに向けて活動を進めていきたいと思います。

Disaster support災害支援

福井を含む全国での豪雨や台風による被害に対して、募金や支援物資の提供などの支援活動を行っています。

令和5年7月豪雨支援活動 
北九州豪雨災害に対して支援タオルを送付しました

令和5年7月10日福岡県・大分県・佐賀県に線状降水帯が発生し、北九州北部に大雨特別警報が出され河川の氾濫、土砂災害が発生しました。

福井県民生協では昨年8月南越前町での豪雨災害を踏まえ、災害発生時に支援用タオルを迅速に対応できるよう年2回組合員からタオルの回収と備蓄を行ってきました。

今回北九州での災害に対してコープおおいたおよび生協くまもと様より要請を受け、緊急で備蓄のタオル2,000枚を大分県に、310枚を熊本県に発送しました。コープおおいた・生協くまもと様を通じて、被災地の災害支援に活用いただいています。

発送先

コープおおいた・生協くまもと

タオル数量

コープおおいた
2,000枚、ダンボール21箱
大分県日田市のNPO法人リエラの現地復旧作業等に活用されます。

生協くまもと
310枚、ダンボール4箱
熊本県益城町ボランティアセンターにて活用されます。

ご協力いただいたみなさま、
ありがとうございました

令和6年能登半島地震緊急支援募金のお礼とご報告

令和6年1月1日(月)16時10分ごろ石川県能登地方を震源とする最大震度7の地震が発生しました。犠牲になられた皆様にお悔やみを申し上げるとともに、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

県民せいきょうでは、1月コープの宅配および店舗ハーツにて緊急支援募金に取り組み、1月末で2,000万円を超える多額の募金をご寄付いただきました。ご協力いただいた組合員の皆様に感謝申し上げます。

1. 緊急支援募金の金額と贈呈先について
(1)募金額(2月12日現在)
窓口 方法 金額
宅配 1月3回・4回企画にて募金の受付 18,776,300円
店舗 1月3日よりハーツ10店舗で募金箱を設置 1,519,292円
職場 全事業所・職場、グループ会社の職員で募金 781,343円
合計金額 21,076,935円
(2)贈呈先と金額について
贈呈先 日本赤十字社福井県支部 福井県共同募金会
贈呈金額 1,000万円 1,000万円
贈呈日 2月7日 2月9日
受取者 日本赤十字社福井県支部長 杉本福井県知事 会長 清川 忠氏
贈呈者 松宮理事長、野路理事、神近理事、林田監事 檜原専務理事、田中理事
贈呈式
写真

今後も募金は継続しています。今後お預かりする募金についても、被災地の自治体等を通じて被災者への義援金、被災地の復旧支援のためにお渡ししていきます。

2. 支援活動の取り組み

福井県民生協として、1月1日対策本部を立ち上げ、職員の安否確認、事業所施設の安全確認を行うとともに、福井県やコープいしかわからの要請に基づく支援活動に取り組みました。

支援内容 支援活動内容
物的支援 福井県からの要請を受けて缶詰(シーチキン・フルーツ等)3,240個の提供を行い、石川県珠洲市にお送りしました。その後も飲料水2L600本をお送りしました。
(1月5日支援トラックへの缶詰の積み込み)
人的支援 コープ北陸の仲間であるコープいしかわの支援要請を受け1月8日より職員を派遣し、コープの宅配支援、コープ共済契約者への訪問活動等に取り組んでいます。全国の生協とともに、人的支援に継続して取り組んでいます。
また石川県の避難所に1月20日~23日介護職員を派遣しました。

(1月8日派遣職員による出発式)

Corporate Social 
Responsibility
CSR活動

世界で起こる社会的な問題などに対して、支援の取り組みや社会的責任を果たす取り組みを行っています。

ウクライナ緊急募金のお礼と報告

福井県民生協ではロシアによるウクライナ侵攻をうけ、ウクライナの子どもたちや難民の皆さんへの人道支援が必要と考え、店舗ハーツで3月12日~4月8日、宅配では4月1回・2回企画で組合員の皆さんに募金を呼びかけさせていただきました。組合員からは、店舗と宅配で合計321万円の募金が寄せられ、日本ユニセフ協会に義援金としてお送りしました。大変多くの募金をいただき、誠にありがとうございました。
また同時に役職員で取り組んだ募金50万円と、県民生協からの拠出金50万円、合計100万円を4月20日中川専務理事より日本赤十字社福井県支部に義援金として贈呈しました。

日本赤十字社福井県支部へ贈呈

4月20日、県民せいきょうを代表して中川専務理事が日本赤十字社福井県支部坪川事務局長に100万円の義援金を贈呈しました。

中川専務理事より目録と義援金贈呈一日も早く、この戦争が終結することを願って贈呈しました。

ハーツでの募金呼びかけ店舗と宅配での募金は321万円となり、日本ユニセフ協会に送付しました。