地球温暖化対策・
ハーツの省エネ対策

About温室効果ガス削減計画実績について

県民せいきょうでは、2030年までに、2013年度対比50%の温室効果ガスを削減することを目標にしています。
県民せいきょう全体のCO2の排出量は、2022年度は約9,899tでした。 ハーツでは、自家消費型の太陽光発電の設置や、インバーター空調の導入や不在者消灯システム、高効率蛍光灯の導入などハード面の取り組みと、デマンド対策や夏場の節電対策による運用面での取り組みを行い、エネルギー効率を高めました。

カーボンオフセットとは
温暖化の一番大きな原因は、CO2などの温室効果ガスが増えすぎることです。しかし、私たちがくらしていくなかで、CO2の排出量をゼロにすることは難しいため、まず、できるだけ量が減るよう努力し、どうしても出る分については、排出量に見合ったCO2を減らす活動に投資することなどにより、埋め合わせをするという考え方をカーボンオフセットといいます。(カーボン:炭素、オフセット:相殺)
温室効果ガス削減計画

2030年までに2013年対比50%の温室効果ガスを削減することを目標に温室効果ガス削減計画を設定して取り組みを進めています。施設の省エネは、新規出店、改装時を中心に、またフロン対策に合わせて機器の入替えや導入を行っています。また、省エネだけでなく、再生可能エネルギーの開発研究などを進め、エネルギー削減に向けての取り組みを進めています。

□ 温室効果ガス削減計画
実績▼ 成り行き予測▼
CO2排出量 2013年度 2030年度
店舗CO2排出量 6,697t 6,745t
宅配CO2排出量 1,169t 763t
物流CO2排出量 266t 2,199t
本部CO2排出量 191t 179t
福祉CO2排出量 1,168t 1,414t
合計CO2排出量 9,491t 11,300t
2013年度比 119.1%
□ 対策効果(合計CO2排出量)
省エネ 創エネ 再エネ活用
▲246t ▲3,878t ▲2,431t
□ 2030年度計画(合計CO2排出量)
2030年度 4,745t(2013年度比50%)
太陽光発電システムの設置拡大

固定価格買取制度(FIT:Feed-inTariff)を活用し、自然エネルギー発電の普及を進めています。2022年度にはハーツたけふに自家消費型の太陽光発電設備(125.5kW)を導入し、発電規模は3150kWとなりました。

生協グループの発電設備 (FIT+自家消費合計3,150kW) ※2023年4月現在

  • 丸岡物流センター(坂井市) 450kW
  • 本部センター(福井市) 30kW
  • 福井センター(福井市) 250kW
  • 丹南センター(鯖江市) 49.5kW
  • 敦賀センター(敦賀市) 49.5kW
  • ハーツはるえ(坂井市) 49.5kW
  • ハーツ羽水(福井市) 49.5kW
  • ハーツ学園(福井市) 49.5kW
  • ハーツ志比口(福井市) 49.5kW
  • ハーツさばえ(鯖江市) 49.5kW
  • ハーツたけふ(越前市) 49.5kW
  • ハーツたけふ➁(越前市) 125.5kW
  • ハーツつるが(敦賀市) 49.5kW
  • ハーツわかさ(小浜市) 49.5kW
  • 第2生鮮加工センター(福井市) 49.5kW
  • 要冷物流センター(福井市) 750kW
  • その他(福井市) 1,000kW

※要冷物流センター、ハーツたけふ➁は自家消費型、その他はFIT。

小水力発電の開発検討

敦賀市の黒河川(2級河川)で、小水力発電の開発を進めています。2023年4月より着工し、2025年6月運転開始予定です

ハーツの省エネ対策

ハーツではデマンドシステムやBEMS(ビルエネルギーマネジメントシステム)を導入し、省エネと省コストの実現を図りました。運用改善では、季節ごとの空調・ショーケースのこまめな設定変更や照明カット、ショーケースや室外機の清掃やナイトカバーの徹底による夜間電力の低減などを進めました。

  • リーチインショーケース・LED照明

  • キャノピ照明による庫内照明撤去

  • 太陽光発電

    太陽光発電による屋外照明
    (ハーツ志比口)

  • ナイトカバー

    閉店後のショーケースには、ナイトカバーで覆って、冷気が外に逃げ出さないようにしています。

  • セラミックタイル

    このタイルは光の反射によって、店内を明るくみせる効果があり、照明が少なくてすみます。

  • デマンドシステム

    電気の使用を「見える化」することで、電力消費量削減のために、職員一人ひとりが意識をもつようになります。

  • エコタイムの実施

    エコタイムには、一部間接照明の消灯など、組合員にもわかりやすい対策を実施しました。

  • 人感センサー

    人を感知すると、自動で照明が点灯し、人がいなくなると自動的に消灯する人感センサーを、トイレや組合員集会室への通路に設置しています。

  • LED照明

    店内のスポット照明や間接照明にLED照明を活用しています。電力量もこれまでの照明に比べて大幅に削減しています。

  • 緑のカーテン

    ゴーヤでつくる自然のカーテンです。店の日差しの強い窓のそばでゴーヤを育て、直射日光を遮ってくれます。

  • 省エネ診断

    省エネ診断士によるハーツ各施設で省エネ診断を実施

  • BEMS

    店舗のショーケースを自動管理するエネルギー管理システムBEMSをハーツはるえに導入